「リチャード・ドーキンス/利己的な遺伝子」のはなし#2

「リチャード・ドーキンス/利己的な遺伝子」のはなし#1

 

個人的にはそれ(ゲーム理論)はミームにも結び付いているというのが

見解なんだよ。

 

ほうほう

生存競争だけじゃなくて、文化的なところにもそういうものが及んでいるってこと?

 

ちがうちがう。ミームというものの存在がチートフォータット戦術を

崩すことがあるよっていうのがあの本を読んで出した内容かな?

 

やられたらやり返すが上手くいかなくなるってこと?

 

別にこれが合ってる合ってないっていう検証をまともにやってるわけじゃないから、

その前提で聞いてほしいんだけど

 

うん

 

えーとあれでいう進化的最適解になりうる可能性を持った存在っていうのが

戦術としてチートフォータットとバッドマンの二種類が存在しているっていう

ところとあとは二回に一回やり返すとか、寛容さを持っているっていうことも

非常に重要になるけども…

 

ふんふん

 

うん、まあそれはこうバランスの都合上えーと、

うまく落っこちることがあるとという旨の内容だったと思っていて

ゲーム理論の基本的なルールとして、

相手に対しての知識を前提として持たないっていうさぁ、

条件が存在するじゃん

 

うん

 

でもアレってさぁ別に自然界でそんなことありうるの?

っていうのが僕の考えで、まず

 

うん

 

相手に対しての前提知識を一切持たないなんて状況ってありうるのか?

っていう

 

それこそ寛容だよな

 

うん、だってさー相手を見た瞬間にさあ、相手の顔つきがわかるよね?

 

うん

 

で、視覚情報だけで相手の着てるものがあって、肌の色があって、表情があって

 

こいつはくせえッー!

ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッーーーーッ!!

 

そう。この人と関わりあいたい、関わりあいたくないっていうのがさ

わかったりするじゃん。

 

あるね

 

匂いもそうだし、ちょっと話せば相手の人とナリってさぁ

結構わかったりする部分あるじゃん。

けっしてその、上っ面とか、

第一印象だけで相手を判断するって話じゃないんだけど

 

うん

 

で、そうなったときに

ゲーム理論でいう相手に対する事前情報を一切持たないっていうのは

いともたやすく、本来であれば崩れるもんだよねって、

 

そうやね

 

うん

で、その前提に立った時に、ミームっていうか

相手が自分の仲間であるとか、身内であれば「信じる」

そうじゃなければ「裏切る」絶対に協力しないっていうような

“X”存在の主張をしたいんだよね

 

うんうん

 

でこの戦術だったら、ありていに言うと

チートフォータット”にもバッドマン”にも勝つ可能性があるよ!

っていうのが僕の主張

 

なるほど

 

でね、実際のゲーム理論のゲームに見立てて展開して

競わせてみたんだけど

 

うん

 

グッドマン”とバッドマン”とチートフォータット”あと“X”っていう

簡単に言うと仲間同士は協力しますよっていうっていう

約束を持ってる群をそれぞれ用意してやって

 

うん

 

では初めは全くおんなじ数でスタートするんだけど、

一番最初にチートフォータットが伸びて、グッドマンが滅びて、

次にバッドマンとチートフォータットが同じくらいのペースで死んでいって、

でXが圧勝するっていう

 

すげーな!

 

うん

 

共存はできないのか

 

共存はできないっていうか、Xがプールの中で、得点が高くなっていくから

 

減点にならなくても得点差が付くと死ぬっていう設定ね

 

うん、トータルっていうか割合でラウンドが進行していく、

各ラウンドでグッドマンチームの点数合計をだして…

みたいな処理をどんどんやっていくから

 

うん

 

でね、そのXっていうのが存在したとして、

どういう基準で相手を見分けるのかっていう風になるんだよね

 

うん

 

でそこで言ってることミームじゃないの?っていうのが

おれの主張

 

すごくわかる

 

 

 

 


友人たちとの雑談の記録です
読みにくいかもしれませんが、ライブ感重視の構成にしてます